こんな大変な時に。
手術前日だというのに、負の連鎖に拍車をかけてしまうオレ。
でも、心のどこかが許せなかったんだよ。
誤解を解く間も与えずに自分から勝手に居なくなるのだけはやめて、と言われていたけどやっちまった。
でも、これで追いかけてこないなら、お前は私の本当の運命じゃないよ、と言いたい。
悲しいけれど、そういうことだろう。
一方、今、帰宅したら、Hから、また特定記録郵便が届いていた。
「裁判訴訟中とのことなので、今月の家賃だけは振込みましたが、引っ越し費用(娘の荷物とかここの退去費用のことか?)については振込みませんでした。詳しくは裁判でお話します」
とあった。家賃は先月で払わないとあったのに、結果払ってくれたことは意外ではあった。
それはどういう事なんだろう?!本当は本気で恨んでいないということなのか?!つい、そんなふうにも解釈したりして。
そんなことより、こちら、子宮の手術でそれどころじゃなくなったことをお伝えしたいところだ。良性か悪性か、わからないうちは、ひとまず休戦するしかない。なんだか戦う意欲も無くなってきてる。
明日、手術で、
明後日、仕事。
その日の朝、Aは海外から戻る。
帰りは私のところの駅を通る。
会社を出て、もし、Aが来ていたら、その時はAと結婚考え直そう。
Aにそんなしつこい勇気があるならね。
実際のところ、歯の浮くようなセリフを言葉通り実行できるのは、本当の相手だけであるのか、果たしてそうではないのか、確かめてみたい。