一点、気になる事がある。
やっぱり先祖が酒で死んでるだけあって、Aは酒がものすごく強い。
ちゃんと翌朝、仕事に行くし、一定の時間、飲んだ後は必ず水分を補給して戻る。
のなら、逆に飲む必要なくないか?
と思うし、すでにそれってアルコール中毒と同じじゃない?
別に人に迷惑かけるわけじゃないからいいんだけど、私、あんまり晩酌する人は好きじゃないし、酔っぱらいとは会話したくない。
休肝日も設けてるんだけど、それでも嫌で、私は一切止めてほしいと伝えた。
好きなんだけどなあ…。
これって、私が過剰に酒飲みを嫌ってるだけかなあ?
会社の先輩女性なんかは、毎日飲むらしいけど、性格は至ってマトモ。
大のビール好き。
年取ってもビール持ち寄っておばあちゃん同士で毎日飲みたいと言うくらいの人。
外見も性格もチャーミングで、酒焼けしてるようなオバチャンとは違う。
私の気にしすぎかなあ……。
私がそばに居たら飲まなくなるとか言ってたけど、酒飲みのそういう言葉って、嘘な気がするんだよなあ。
私の経験だと…酒飲む奴は、何を言い訳にしても飲む。
楽しい酒とか、酒が大好きで…というならまだわかるんだけど、「今日は飲まずにいられなかった」という言葉を聞くんだよな。
そういのって、根本原因から目を逸らしてるってことだよな…。
量は物凄く減らさせたので、この前、肝機能数値が正常になって医師に褒められたと言ってたけど、そもそも、飲まずにいられないくらいのストレスから逃げる行為が私にはどうもな…。
これからの俺を見て、と言われてるから一応見るけど…。
彼の陰陽師的な父親も、カリスマ性のあった義父も、共に大酒飲みだったらしいから、酒飲むからって、そんなに関係ないことなのかなあ…。
でも、酔っぱらいって、本当に嫌いなんだよな。私も結構飲める方なんだけど、「あの感覚が癖になったらおしまいだと思った」と昔、尊敬してた人が言ってたのと同じく、私もそう思うんだ。そして、脳に与えるダメージもかなりあるときく。
アルコール中毒とアルコール依存を混同して自分は大丈夫と思ってる人って結構いると思うんだよな。
私の父親なんかも、脳梗塞やったって酒は止めないから多分、死ぬまで飲むんだと思う。仕事は自営業で誰よりも仕事できるし技術は一応あるのできちんと金は稼いでる。
ちゃんと仕事してくれていれば、好きなものを矯正して止めさせる必要もないのかなあ…。
因みに、うちの親は本当の相手同士で結婚してるらしいけど、相手同士だって別に病気はするし大酒飲むし、ただの腐れ縁みたいなものです。