最近、娘が学校帰りに旦那の塾へ行って勉強してる。会社が休みだった私は、娘を学校まで迎えに行き、旦那のところで降ろしてきた。
その道中での話。
娘は現在、正反対の地域の高校でサッカー部のエースをやっている本当の相手ではない男の子とお付き合いしてるんだけど…娘なりに色々と模索しているらしい。何が本当の愛か、とか色々考えるらしいのだ。きっと彼氏との間で何かあったんでしょう。
「ママ達の間に愛なんか感じられない。本当の相手とかさ、塩田先生に言われたからそう思い込んでるだけでしょ！何が本当の愛で何の違いがあるの」
「塩田先生に出会う前に◯◯(旦那)と出会ってるんだから塩田先生に言われたからってことじゃないでしょ。それに本当じゃなかったらこんなに永く続かないよね」
「本当に愛があるなるさ、助け合ったり思いやったりするのが愛ならさ、なんで最初の人と頑張って我慢して一緒にいられなかったの！」
「自分の本当の相手じゃない人とは、一緒に居ても1人と1人になってしまうの。生活は一緒にしてるのにお互いが1人だから段々気持ちが離れていくの」
「じゃあ、何が違うの」
「う〜ん…たとえば自分の本当の相手、つまり◯◯(旦那)とだったら、自分が落ち込んだり辛い時に助けてくれる」
「他の人だって助けてくれるよ！学校の先生だってそうだし先輩だってそうだし！」
「他の人も助けてくれるけど、絶対的に違う！ほんっとうに自分がもうダメな時に絶対絶命の時には他の人は逸れる。けど本当の相手は絶対に助けてくれる！」
「他の人の言葉だってそうだよ」
「う〜ん…言葉とかいう表面の問題じゃないな…エネルギーだよね」
「なにそれ！」
こんな感じで終わった。
何かこう…いつも日常で私が味わっている本当の相手ではない同士からのストレスを一番関係の近い娘からさえ浴びて、「まったくもう…！！」って感じで少しイライラしながら旦那にメール打っておいた。
「ねえ、◯◯(娘)がさ、私とあなたとの間に愛を感じないんだって。なんで前の旦那のときに我慢できなかったんだとか突っかかってきてうるさくて！あなた、証明してやって。どう証明できるんだか分からないけど」
それから数時間後…旦那の授業を終えた娘が帰宅するなり、意気揚々と
「ねえ！ママ〜！今日ね、◯◯(旦那)が昔出版した本を見せてくれたの、お父さんはこういう人なんだっていうのを分かってほしいとか言って見せてくれたんだけど、その時にママとおんなじ事言ってて感動した〜!!ママは◯◯(旦那)が一番辛かった時に助けてくれた人なんだってね!!あの本が書かれた一番辛い時期に助けてくれたんだってね‼」
へ？……ああ、そっか、あの時期の事を旦那はよく言ってたな…これは予想外。あ、そういえば、旦那はあの時、自分が一番死にそうな時期で私の握ったおにぎりが涙が出るほど嬉しかったと言うのだけど私には助けた自覚が全く無いのだった…と思い出してピン！ときて
「それ聞いて違いがまた分かったよ!!本当の相手同士なら、多分、相手を助けようという力み無しに相手を自然に助けてしまっている！相手同士じゃない場合は、助けようとする力みが発生してて‼それがエネルギーの食い違いの元に…」
「あ、ごめん（汗）…もう、いいから……(ドン引き…)^^;」
ふぅ……娘、圧倒されて部屋に戻ったわ。爆
その少し後で旦那から電話きた。
「あなた〜、ありがとね〜ちゃんと証明してくれたのね〜！！」と言うと
「今あなたのメール見たんだよ…（笑）まさかそんなメールきてるとは思わないまま、丁度、昔書いた本の話をしてて、一番辛い時にママが助けてくれたんだよって話したら、ママとおんなじ事言ってる!!って興奮して帰ってったんだよ。今メール見たら、あれ？？って思って。随分面白いタイミングだったなと思ってさ…（笑）」
本当に面白いね〜！
娘に良い教育できた気がする！（笑）
