会話とか、とある事における練習相手もして差し上げるのが私の業務。
この人お願いね、と先輩から渡される、今日はその2人目の話。
まず、こちらと目が合わない。
会話のキャッチボールができない。
何か、よほど女性に恐怖したことがあるのか、受け答えが辿々しく見るからに自信が無い。データを元に趣味を聞いたが、それすら何となく本当に好きそうなことでもない。
思わず「○○さんが今本当に好きなこと、一番やってみたいことって何かあります?」
と聞いてみた。何故聞いたかといえば、人って本当に好きなことをやってる時、話してる時が、一番素敵な姿だと思ったから。
そしたら、その時には思いつかなかったようで「うーん…さっきも話したけど○○かな…」と同じ話を繰り返していた。目を逸らしながら。
そうこうしてる間にタイムアウトになり終了。
その後の話を立ち聞きしていたら、結構ムキになって「自分は○○がやってみたいし、趣味にそう書きたい」と担当に訴えかけていて、担当は「趣味欄に今やっていない事を書くわけにいかないでしょ。やりたいと思ってることはどこかに書けるけど…」と返し、押問答になっていたw
ほう…他にもっと関心向く事があるんじゃん。やってみたいというその○○の方が正直でイキイキしてる感じするな、とは思った。
担当に「彼、女性に恐怖した思い出とかあるんですかねぇ…」と言ってみたら「いや、ただの発達障害的な癖だと思う」とのことだった。
…だがしかし。
帰宅して改めて考えていたら、なーんか、あれって本当の相手同士ではない親の元で育った人だな…と思った。そういう暗いものとトバッチリ成分で彼という人間が形成された…そのように感じた。でなかったらあんな風にはならない…多分、祖父母もきっとそう。
そういう人を少しでも励ましてあげたい!
皆から怒られるけど、できれば指摘やアドバイスもしないで自信をつけさせてやりたいな〜。言われたら尚更、緊張して萎縮するよね。その緊張がまた次の緊張を生むような気がするんだがな〜〜…。
私は少なくともそういう路線で行きたい。
甘やかしてると言われるかもしれないけど。